4月の活動状況
平成31年(2019)








幹部会 春のふれあいサロン 春の全国交通安全運動事前連絡会
会計監査会 八広小学校入学式 向島防犯協会定時総会
予算委員会 吾嬬第二中学校入学式 区長・区議会選挙立ち合い
町会定時総会 桜植樹現地調査会 墨田区ラジオ体操連盟総会
リサイクル活動は(平成21年4月より)第2・第4木曜日
防犯パトロールは(平成23年4月より)第1・第3水曜日に実施
みまもり活動は(平成24年4月より)月1回火曜日に実施









卯月
 卯の花が咲く月「卯の花月(うのはなづき)」を略したもの。十二支の4番目が卯(うさぎ)なので「卯月」
いわれるようになったという説もあります。

 ※「卯の花」は「空木(ウツギ)」の別名です。ユキノシタ科ウツギ属で白くてかわいい花を咲かせます。
卯の花・空木(ウツギ)おからを炊いた「卯の花」という料理の名前も、この花からきているようです。

山菜
 春は芽吹きの季節。そして山菜の季節でもあります。山菜は鮮度が落ちやすいため、遠方では味わ
えないことが多かったのですが、最近ではスーパーなどで簡単に手に入るようになりました。この季節
ならではの旬の味を楽しみましょう。

山菜の味の秘密
 春の山菜には独特の苦味があり、この苦味が春を感じさせてくれます。実は、この苦味やえぐみが、
からだにとても良いものなのです。山菜を食べると、天然の苦味や辛味が冬の間に縮こまっていたか
らだに刺激を与えて、体を目覚めさせ、活動的にしてくれるといいます。「春の料理には苦味を盛れ」
ということわざもあるそうです。この苦味成分は、抗酸化作用のあるポリフェノール類で、新陳代謝も促
進してくれます。
ポリフェノールは、活性酸素を除去し、老化の進行を遅らせる働きがあります。また、山菜にはビタミン
も豊富なものが多いのも特徴です。昔は、冬場は葉もの野菜が不足するため、春にビタミン補給をす
るという効用もあったのでしょう。

山菜をおいしく食べるコツ
 香りや苦味が苦手な人も、下記の調理方法でおいしく食べられます。・油であげる=山菜は油と相性
がいいものが多く、天ぷらにすると苦味が程よくぬけ、香り高い山菜の風味が増します。山菜が苦手な
人は天ぷらがおすすめ。・茹でる=さっと茹でて水気を絞って切るだけのおひたしで。しょうゆとかつお
節をかけたり、ごま和え、ぽん酢和え、味噌和え、マヨネーズ和えなど、好みの味付けでどうぞ。それぞ
れの山菜の風味が味わえる食べ方です。・下茹でしてアク抜きしてから調理=アクの強い山菜は、下
茹でしてアクを抜いてから、煮物や和え物に使うと良いです。

春の山菜ピックアップ
地域や時季にもよりますが、比較的ポピュラーで、手に入りやすい山菜をピックアップしてみました。手
に入れるチャンスがあれば、ぜひ一度味わってみてください。
ふきのとう
 春を待ちかねたように雪の下からちょこんと顔を覗かせ、最も早くから収穫できるのがふきのとうです
。天ぷらにして、塩でシンプルに食べるのが定番。
たらの芽
 たらの芽はアクが強く、香りも高く食べごたえがあります。小さいものは天ぷらで、少しひらいて大きく
なってしまったものは、ゆでてごま和えなどに。
山うど
 山うどは、捨てる部分は全くなく、葉や新芽の部分は天ぷらに、茎は酢水に浸してアク抜きし、そのま
ま食べられます。サッと湯がいて酢みそ和えに。煮物、炒め物などにも。
わらび
 わらびはアクが強いのでわら灰などでアク抜きをし、水にさらしてから使います。おひたし、みそ汁の
実、和え物などに。
ぜんまい
 ぜんまいはアクが強すぎるので、ゆでてから天日で干して、干しぜんまいにします。干すことで風味が
増し、おいしくなります。昔は山里の大切な保存食でした。
青こごみ
 アクや臭みがないので、下準備の手間がかからず、おいしくい食べられます。天ぷらはもちろん、程よ
いぬめりがあるのでゴマやクルミ、マヨネーズなどを使った和え物に。
よもぎ
 昔、よもぎの香りには邪気を払う力があると言われていました。そのよもぎの香りと風味を生かしたよ
もぎ団子や草もちなどがポピュラーですが、生を天ぷらにして食べるのもおいしいものです。 
のびる
 ツーンとする香りとちょっとヌルッとした食感があり、球根の部分を生のまま味噌をつけて食べるのが
おすすめ。天ぷらにしてもおいしく、茎の部分もニラやネギのようにして食べられます。
せり
 おひたしやごま和えがおすすめですが、茹ですぎると硬くなり、味が落ちてしまうので注意。春の七草
の一つとして七草粥にも用いられます。
うるい
 くせやアクはないので食べやすい山菜です。独特の歯ざわりとぬめりが特徴で、歯触りを楽しむなら
おひたしやサラダ、浅漬けに。ぬめり感を生かすならみそ汁の実や和え物に。
こしあぶら
 苦みが強く香りもあるので、天ぷらが一番。苦みが油で和らぎ、コクとなります。炒め物にも適していま
す。バター炒めもおすすめです。
【行者にんにく】
 にんにくのような香りがあり、山奥で修行する行者たちが好んで食べたことが名前の由来です。炒め
物での調理がおすすめですが、刻んで薬味としても使えます。
【根曲がり竹】
 雪国の山に生える竹の子で、根本から横に伸びて弓なりに曲がる様子から根曲がり竹と呼ばれます。
皮をむいて茹でたあと、煮物や炒め物に。皮付きのまま焼いて皮をむき、しょうゆや味噌をつけてもお
いしい。

山菜を採るときはご注意!
 山菜をおいしく食べるには、とにかく新鮮な物を選ぶことです。スーパーなどの店頭でも手に入りやす
くなった山菜ですが、本来の味を求めるなら、やはり山菜の採れる地域に足を運んで食べたいものです
。山菜採りで注意したいのは山菜と毒草を間違え、うっかり食べて中毒を起こしてしまうことです。初心
者は必ず経験者に同行してもらって、安心して楽しみたいものです。
また、山菜は全部採らず、必ず1、2本は残しておきます。そうしないと翌年に芽が出なくなってしまうか
らです。春が来るたびに自然の恵みを楽しむためには、自然を大切に守っていくことも必要です。

二十四節気「清明(せいめい)」
 ・玄鳥至(つばめきたる)4月5日頃。燕が南の国から渡ってくる頃。「玄鳥」(げんちょう)とは燕の異名
です。
 ・鴻雁北(こうがんかえる)4月10日頃。雁が北へ帰っていく頃。雁は夏場をシベリアで、冬は日本で過
ごす渡り鳥です。
 ・虹始見(にじはじめてあらわる)4月15日頃。雨上がりに虹が見え始める頃。淡く消えやすい春の虹
も次第にくっきりしてきます。

二十四節気「穀雨(こくう)」
 ・葭始生(あしはじめてしょうず)4月20日頃。水辺の葭が芽吹き始める頃。葭は夏に背を伸ばし、秋
に黄金色の穂をなびかせます。
 ・霜止出苗(しもやみてなえいずる)4月25日頃。霜が降りなくなり、苗代で稲の苗が生長する頃。霜
は作物の大敵とされています。
 ・牡丹華(ぼたんはなさく)4月30日頃。牡丹が大きな花を咲かせる頃。豪華で艶やかな牡丹は「百花
の王」と呼ばれています。









お寺や神社で