卯月
卯の花が咲く月「卯の花月(うのはなづき)」を略したもの。十二支の4番目が卯(うさぎ)なので
「卯月」いわれるようになったという説もあります。
※「卯の花」は「空木(ウツギ)」の別名です。ユキノシタ科ウツギ属で白くてかわいい花を咲かせます。
「山の神様」が、春になると「田の神様」となって里に降りてくるといわれています。桜の花が咲いたらその印と
され、縁起の良い物として伝えられてきました。
桜漬けにお湯をさした桜湯はお見合いや婚礼などのお祝いの席でいただく習慣は今も残っています。
桜は日本人にとって縁深い花で、愛でるだけでなく、着物や小物などあらゆるものにあしらわれたり、桜そば
や桜ご飯など、食すものにも多く用いられます。
花まつり
ブッダ(お釈迦様)の誕生日。「潅仏会(かんぶつえ)」「仏生会(ぶっしょうえ)」「降誕会(ごうたんえ)」ともいい
ます。
インド古来の行事で、日本では推古天皇(すいこてんのう)の時(7世紀初め)に、すでに行われていました。
「花祭り」の名は明治時代に浄土宗で用いた言葉とされていますが、現在は宗派を問わず用いられています。
お寺にお参りして、草花を飾った花御堂に安置された誕生仏に甘茶を注ぎ、礼拝します。
甘茶はブッダ誕生の時、九体の竜が香湯を注いだという伝説に基づいています。
春の高山祭 (山王祭)・4月14日~15日 岐阜県高山市 日枝神社
高山祭は、春の山王祭(日枝神社)、秋の八幡祭(桜山八幡宮)2つの総称で日本三大美祭のひとつに上げ
られ、その祭 礼行事は国の重要無形民俗文化財にも指定されています。
12台の屋台の華やかな巡行が見どころで、14日の夜には曳き別れと呼ばれる夜祭があります。
昭和の日
4月29日:激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす日。平成19年
(2007)から国民の祝日に加えられます。昭和の時代は「天皇誕生日」でした。 |